潤うルミナスのチャレンジ体験ブログ

秘湯湯治や家庭での自己脱毛などにチャレンジしていきます

【北温泉旅館】三斗小屋温泉から歩いて立ち寄り。ノスタルジー漂う、素泊まりだけの温泉ワンダーランド

記事のアップが遅くなりましたが、
この夏、栃木県の那須山中の
三斗小屋温泉まで行ったので、
どうせなら北温泉にも足を延ばそうと、
テルマエ・ロマエで有名な北温泉にも
行ってきました。

北温泉旅館 ノスタルジック漂う宿

北温泉旅館 テルマエロマエだけでなく天狗の湯も有名です


こちらは、素泊まりしかありません。
なので、泊まりであれば、
食料も持っていかなければなりません。


三斗小屋温泉にも、
北温泉での食料を持っていたので、
荷物は重くなりましたが、
ここまで来たからには、
皆さんもぜひ北温泉にも足を延ばしてください。
そうでないと、なかなか行くことは
なさそうです(笑)


三斗小屋温泉煙草屋旅館で
出発の前日、翌日の天気を確認していただき、
13時頃から雨になりそうだとのこと。
7時に朝食を食べ終わり、
なるべく早く8時半前には宿を出発。


帰りは道中がわかっているので、
足取りは軽快です。
ロープウェイ麓駅まで笑いながら
歩いてこれました。


ここから、
那須登山トレッキングコースマップ
を見ると歩ける道があったので、
バスに乗らず歩いて向かいました。


大丸温泉から道を間違え、
那須温泉ファミリースキー場の方に出て
しまいましたが、弁天吊り橋を渡って
北温泉方面に行けました。

 

 


 【基本情報】
北温泉旅館
〒325-0301 栃木県那須郡那須町湯本151
0287-76-2008

北温泉旅館

素泊まりのみです。
2022年7月末時点で、週末のみ
お昼のランチ提供していました。
蕎麦、うどんでしたが、
今後はカレーもメニューに
考えているとのこと。


受付には、年配の男性がいましたが、
誰もいないときもあるので、
そんな時は椅子に座ってまっていると
良さそうです。


建物のたたずまい同様に
世間とは違う「時」が流れてます(笑)



【場所&アクセス】
那須塩原駅or黒磯駅から
那須ロープウェイ行きのバスで行きます。


北湯入口のバス停は、駅からの
那須ロープウェイ行きにはありません。

ロープウェイまで行って、そこから
帰りのバスに乗ると北湯入口に行けます。

バスは、行きと帰りは
違う那須高原道路を
通って運行しているのです。

バスを乗り換えるのもよし。

行きにある「休暇村那須」で降りて
弁天吊り橋を渡って、
北湯方面を目指してもいいでしょう。


途中、駒止の滝を見に立ち寄って
そこから坂道を下って10分。
温泉プールが現れます。

那須 駒止の滝 北温泉はもうすぐ

 

北温泉旅館の温泉プールが見えてきます


夜、晴れていると満天の星空が現れます。
見ていると時間を忘れるほどです。
夜は、登山や温泉で疲れていても
夜空を見上げてくださいね。

北温泉旅館 夜は星空が望めます

 

【宿&お部屋】

敷地は大きく、建物も大きく、
昭和、明治、江戸時代の建物に分かれています。


ちょっと早く到着したので、
宿のご主人が館内を案内してくれましたが、
どこがどの時代なのか正直わかりませんでした。

北温泉旅館 玄関ロビー

 

北温泉旅館 売店には謎なものが売ってます


ほとんどの人は、天狗の湯近くの
建物に泊まっている印象です。


建物内には神社のようなスペースも
あり、本当に不思議な空間です。

北温泉旅館の内部に神社のような装飾も

北温泉旅館 廊下も時代を感じます


Wi-Fiはありません。
外の北温泉の看板辺りで
電波がちょっと入る程度です。


お部屋は見える範囲は清潔です。
ですが、ランプを使おうと思ったら、
スイッチ入れたら火事になるのではと
思うぐらいのホコリが山のように
積もってました。


どこのスペースもそうですが、
見える範囲は掃除されていますが、
細かいところが全くなので、
潔癖症の方はお気を付けください(笑)

北温泉旅館 お部屋

北温泉旅館 お水は別のところでポットに入れて持ってきます

北温泉旅館 共同の洗面台

 

北温泉旅館 トイレは共同です



【お食事】

素泊まりしかないので、自炊です。

皆さん、結構きちんと作ってました。


水やお湯は、ポットで部屋に
持ってくることが可能です。

北温泉旅館 自炊キッチン


【温泉について】
温泉も種類多くあります。
・天狗の湯(混浴 ※8:30~17:30男性専用)、混浴打たせ湯
・ぬる湯(宿泊者専用)
・芽の湯/目の湯(女湯展望風呂)
・河原の湯(男女別露天風呂)
・相の湯(男女別)
・泳ぎ場(温泉プール)

泉質:単純温泉

北温泉旅館 相の湯(男湯)

北温泉旅館 相の湯(女湯)

これはどこのお風呂だかわからなくなりました(笑)


北温泉といえば、天狗の湯が代名詞。
天狗の湯は熱いので、
色々工夫して入りました。
でも30分ぐらいが限界でしたね。

絵馬なども飾られていて、
神様がいそうな温泉です。

北温泉旅館 天狗の湯

北温泉旅館 天狗の湯の奥にある打たせ湯

北温泉旅館 天狗の湯脇の更衣室 カーテンで男女仕切ります


ここは日帰りも受付しており、
時間は8:30~17:30です。

天狗の湯は、日帰り時間は男性専用のため
男女で来館した方は、混浴で入れるお風呂は
温泉プールしかありません。


天狗の湯の混浴は、宿泊者のみが体験できます。
女性はタオルや湯あみ着は不可です。


目の湯は、ぬるい湯もあって
ゆっくり入っていることができそうです。

北温泉旅館 目の湯(女性専用)

北温泉旅館 目の湯(女性専用)



テルマエロマエで有名な温泉プールは、
水着もしくはタオル着用で、
レジャーランドのようになっています。

入ると、底がぬるぬるで絶対に滑ります。
ご注意ください!

売店横に浮き輪があるので、これを持ってプールへ

 

北温泉旅館 テルマエロマエで有名な温泉プール

ぬるいので、ずっと入っていられますが、
底のぬるぬるがあるから、貸出の
浮き輪を持っていき、浮かんでいることを
オススメします。

 


【こぼれ話】
なんと、帰る日には、
温泉プールのお湯が全て抜かれ
機械を使った清掃が入っていました。

その清掃の後は、
ぬるぬる度合がどれぐらいに
なるのかわかりませんが、
ちょっとこすったぐらいでは、
ぬるぬるは落ちそうにないので、
ぬるぬるは変わらずかもしれません。

北温泉旅館 温泉プールは清掃されます

 

坂道を登っていくと
子供ずれの家族3組ぐらいすれ違いました。


北温泉バス停までに、すれ違った
全ての家族が帰っていったので、
清掃後、お湯が満たされるまでに
時間が掛かるのだろうと思います。
ホームページなど更新していないので、
事前に電話で確認するのがよいでしょう!

【鹿教湯温泉つるや旅館】自然と一体のような野天風呂。開放感溢れてますが、混浴初心者にオススメの宿

長野県の鹿教湯温泉つるや旅館に
宿泊してきました。

鹿教湯温泉つるや旅館 玄関も趣があります


長野の12月は、極寒かと心していましたが、
朝晩は冷え込みましたが、
日中それほどでもなく、楽しめました。


鹿教湯温泉には、蕎麦屋
うどん屋もコンビニもあるので、
素泊まりでの宿泊です。


ひとつ残念なお知らせとして、
居酒屋のワンダーレさんが
なくなっていました。


蕎麦屋の辰巳屋さんの営業も
昼だけとか夜も早くに閉まるので、
鹿教湯温泉での素泊まりができるもの
いつまでだろうと若干寂しくなりました。

鹿教湯温泉 蕎麦屋辰巳屋さん クルミ蕎麦

鹿教湯温泉 辰巳屋さんの定食

鹿教湯温泉 辰巳屋さんのメニュー

街中は、病院が建設中のため、
トラックなどの車が結構走ってます。


新しい病院が建ったら
もっと活気でるでしょうか・・・
きっと温泉で賑わう感じでは
ないでしょうけれど。


【基本情報】
◆つるや旅館
〒386-0323 長野県上田市鹿教湯温泉1374
電話: 0268-44-2121
Wi-Fiがあるかは不明


ムササビの訪れる温泉宿です。
ムササビを目撃したことはありません(笑)


大きな温泉旅館です。
入口外観は、歴史を感じる重厚な雰囲気。
建物内は、バリアフリーになっていて
インテリアや絵画なども
たくさん飾られています。

鹿教湯温泉つるや旅館 バリアフリー

鹿教湯温泉つるや旅館 廊下も綺麗です


【宿&お部屋】
建物の中も暖かく快適で
お部屋も、寒い時用に、
もう一台暖房を置いてくれています。


浴衣やタオル、歯ブラシ等アメニティ付き。
冷蔵庫と金庫。
お茶セットもばっちりです

鹿教湯温泉つるや旅館 一人利用のお部屋

鹿教湯温泉つるや旅館 部屋には冷蔵庫もついてます

洗面台とトイレもキレイです。
私の部屋のトイレは、
便座が温かくならないやつで、
そろりと便座に座るようにしました(笑)

鹿教湯温泉つるや旅館 部屋のトイレ

鹿教湯温泉つるや旅館 部屋の洗面台


ひとつ気になったところは、
バリアフリーで寝ているときに
どうやらたまにエレベーターが動いていて
そのエレベーターの音がうるさいなと
思いました。
エレベーター近くでない部屋が
良さそうです。

 


【温泉について】
文殊湯(三階)
 大浴場<混浴>
 野天風呂<混浴>
 婦人風呂
 貸切家族風呂<2つ>
●薬師湯(二階)
 男女別浴場
 男女別野天風呂


温泉は充実しています。

入口のある階は、実は三階です。
三階に混浴野天風呂や家族風呂があります。

鹿教湯温泉つるや旅館 源泉かけ流し家族風呂も快適です


二階にある男女別のお風呂は
ぬる湯好きの私にも冬にはぬるくて
37℃ぐらいです。

鹿教湯温泉つるや旅館 薬師湯 男女別温泉


冬にはちょっと私にはぬる過ぎるので
やはり野天風呂が最高の湯温です!


野天風呂は39~40℃ぐらいでしょうか。

ここのお湯も最高なのですが、
女性は、湯あみ着を着るようにと
言われます。

鹿教湯温泉つるや旅館 混浴野天風呂 気持ちいい!


湯あみ着は邪魔だし重いし、
せっかくの混浴湯治が
湯あみ着を求められ、残念です。


ですが、混浴に慣れていない
男女にとって、混浴デビューという
のには、よい環境かもしれません。


三階の混浴内湯は、男性風呂のように
思えるかもしれませんが、混浴です。


野天風呂は適温ですが、
内湯の方が温かいので、
あがる前にちょっと内湯で
温まると更にポカポカになります。

鹿教湯温泉つるや旅館 源泉かけ流しの混浴内湯


つる屋旅館のよいところは、
脱衣所も暖かいところです。

鹿教湯温泉つるや旅館 脱衣所もキレイです


また、宿泊者も少ないため、
宿泊中も温泉も
のんびり安心していられます。


宿泊者が少ないのは、
宿の従業員が少ないからなのでしょうか?
ちょっと心配になるぐらいですが、
静かなので、そこは気に入っています。


宿を出て、鹿教湯温泉のメインの
通りに行くと、そこには齋藤洋菓子店が。

ここで、名物のアップルパイと
コーヒーでお茶できるところも
鹿教湯温泉の楽しみの一つです。

鹿教湯温泉の斎藤洋菓子店 アップルパイが名物

アップルパイにコーヒーで一息。Wi-Fiもあります


こののんびりとした独特の時間が流れる
鹿教湯温泉の雰囲気が好きです。
湯治だけでなく、自然に浸る時間にするもの
オススメです。


今回、帰りにちょっと足を延ばして
長野市にある善光寺まで行ってきました。
帰りに観光するのも楽しいですね。

善光寺

【天狗の湯きむら苑】日帰りのみ混浴温泉、ブナの木の下に広がる大露天風呂は最高の温泉です

今回の温泉目的地は、
群馬県水上にある
天狗の湯 きむら苑です。

天狗の湯きむら苑の大露天風呂 開放的な空間です!


きむら苑は、今は宿泊を行っておらず
日帰り入浴だけなので、
水上駅近くのおやど松葉屋さんに
宿泊して、行ってきました。

温泉は、きむら苑を、
宿泊は、松葉屋さんを、
また、水上の街を少々ご紹介していきます。


天狗の湯きむら苑は、駅から徒歩25分ぐらい。
松葉屋さんは駅から徒歩5分ぐらいです。


きむら苑さんの営業時間は、10:00~17:00。
ぬる湯でちょうどよい湯温なので、
私は途中、お昼休憩を取りながら
長く入っています。


なので、行く途中に道の駅みなかみで
おにぎりや野菜などの食材を調達し、
スーパーでペットボトルを買ってから
向かいます。


【基本情報】
◆おやど松葉屋
〒379-1612 群馬県利根郡みなかみ町小日向669
電話: 0278-72-2232
Wi-Fi完備


◆天狗の湯 きむら苑
 〒379-1612 群馬県利根郡みなかみ町小日向326
電話: 0278-72-5851

 


【宿:おやど松葉屋について】
まず、宿の松葉屋さんをご紹介していきます。

日本全国そうですが、近年の感染症騒ぎで
人手不足で大変です。
松葉屋さんは、金・土・日のみの営業です。

谷川岳に行くと思われる女性の一人客も多く
泊まっています。

おやど松葉屋さんの玄関ロビー


浴衣やタオル、歯ブラシ等
アメニティは付いていません。
お布団は自分で敷きます。
お部屋には、冷蔵庫と洗面台が付いてます。
お茶セットはありませんが、
ポットはあります。
トイレは、共同です。

松葉屋さんのお部屋。お布団は自分で敷きます

松葉屋さんのお部屋。小さいですが、洗面台は各部屋についてます


宿泊プランとしては、
・素泊まり
・朝食付き
・二食付きプランがあります。

一泊の時は、素泊まり、
二泊の時は朝食を付けたりと
その時の気分で泊まることが可能です。


今回は朝食付きプランを選びました。
お魚と常備菜で、満足の朝食でした。
一階の広間で食事をとります。
ご飯、味噌汁お代わり自由です。

松葉屋さんで食事はロビー横の広間でいただきます

おやど松葉屋さんの朝食。ごはん、味噌汁お代わり自由です

松葉屋さんの二日目の朝食です、バランスよい感じ

素泊まりの方も多いので、
電子レンジが一階に置いてあります。


松葉屋さんにももちろん温泉があり、
温泉は24時間入ることが可能です。
きむら苑では、髪の毛を洗ったりは
出来ないので、こちらで洗います。


私は楽天で予約しまして、
事前決済なので、チェックアウトも
鍵をBOXに入れて完了。
スムーズなシステムです。


コスパはいいと思います。
ただ、線路沿いにあるので、
線路側の部屋に泊まると
夜ちょっとうるさいと感じる方も
いるだろうなと思います。
ここは、川側の部屋が当たりです。



 【温泉:天狗の湯きむら苑について】
営業時間は、10:00~17:00
混浴で日帰りのみの入浴です。
もちろん源泉かけ流しです。

道の駅で買い物してから、近くの紅葉橋を渡って向かいます

天狗の湯きむら苑さんが見えてきました

きむら苑さんの駐車場は道の反対側にあります

隔週で清掃に入るので、
隔週木曜日がお休みです。
ただ、掃除の人の都合によって
いつの木曜が休みかは、
変わる可能性がありそうです。


湯温は、大体38℃ぐらいでしょうか。
とても広い露天が素晴らしく、
開放感ある温泉です。

大きなブナの木が茂っているので、
夏場も日陰があって快適です。

逆に冬は広い温泉のため
湯温が下がるので、ぬる湯が更に
ぬるくなります。
真冬に入るのは、
ちょっとためらってしまいそうです。


さて、受付ですが、
敷地に入ってすぐのところで
入浴費1,000円を支払います。

天狗の湯きむら苑 受付で入浴費1,000円を支払います

天狗の湯きむら苑 トイレはここのみです

トイレはここにしかないので、
トイレにも行っておくのがいいでしょう。


階段を降りていくと
木造りの温泉の建物の隙間から
温泉がちらっと見えます。
どれぐらい入っているのか
ここでちょっと確認です。

天狗の湯きむら苑 階段を下りて奥に見える露天風呂へ

天狗の湯きむら苑 手前側が女性更衣室の扉です

建物の手前が女性更衣室
奥が男性更衣室です。


女性更衣室の扉を開けると
いわゆる「ワニ」という方々が
注目しているので、最初はたじろいでしまいます。
平日の早い時間は、人が少ないので
誰よりも先に行って入っているのが
いいのかもしれません。


ちなみにここは、
湯あみ着もタオルも可です。

女性の一人で来る方も結構いて
驚きましたが、皆さん顔馴染みのようですね。


さて、男性更衣室、女性更衣室の近くに
温泉が囲まれているところがあります。
女性更衣室の前は、女性が入っていると
男性は入ることが不可能なので、
女性はそこを活用するのもオススメです。

でも、そこも女性と一緒の男性は、
入ることが可能です。
ひそかなルールがあるようです。

手前の石で囲まれたところは、女性入浴中は女性は専用になります

天狗の湯きむら苑、露天風呂

その囲われているところは、
お湯が出てくるところなので、
周りのところより温かく、
寒くなってくると、
ここから出られなくなるでしょう。


まず温泉に入ると、
体が痺れるような反応があります。
効いてる~~~😍


来ている人の話を聞くと、
ここに入った日の夜は、
途中トイレに行くこともなく
ぐっすり眠れるということ。
やはり効能は期待できそうです♪


土日は、来訪者が本当に多く、
ワニさんたちは、駐車場がなくなって
カップルさん(女性)が
来たくても来られなく
なってしまうのか、
心配している人もいます。


それなりに気遣いしてくれています(笑)


話を聞くと、本当に色々な人が
いるようですが、まあ、それは
人生の中の小さな喜びだったり
楽しみだったりするようで、
そういう楽しみがある人は、
まだ救われているなあと思います。


中には、温泉で注目されるのが
好きな方もいるようですが、
微笑ましく思うぐらいが
よいかもしれません。

神経質になっては
楽しめなくなってしまいます。


温泉では、やはり温泉談義に花が咲きます。
群馬から来ている人だけでなく、
東京、神奈川、新潟、栃木と
皆さん結構遠方から来ているので、
色々な情報が集まりますよ。


休日の午後に車で行くと、
駐車場が満杯で車が停められない可能性が
ありますが、道の駅みなかみからも
徒歩10分ほどなので、
そちらに停める選択肢もあります。


もちろん、私のように電車でも行けます。
新幹線で上毛高原に着いた方は、
そこから谷川岳ロープウェイ行きのバスに
乗り、道の駅みなかみのすぐ近くの
小学校下で降りるのが、近いです。


色々な混浴を愛する変わった面々も
いるにはいますが、
湯温も最高、開放感最高、
自然に囲まれ、温泉も趣あって、
最高の温泉だと思います。
是非一度お試しください。

 

【水上の町について】
駅前に飲食店が数軒ありますが、
夜は閉まっているところがほとんどでした。

上越線みなかみ駅前

みなかみ駅前の蕎麦屋「久保田」さんでランチしました


なので、夕食を外で食べる方は
駅から少し離れた町の温泉宿エリアに
数軒飲食店があります。


もしくは、ファミリーマート
スーパーでお弁当を買うかですが、
スーパーでは、夕方にはお惣菜が
売り切れているものが多数なので
お気を付けください。

道の駅みなかみは、
午前中野菜や果物を買い求める方で
賑わっています。
午後には目当てのものは
売り切れてしますかもなので、
欲しいものは、温泉に行く前に
買っておくことがベストです。


きむら苑の温泉のベストシーズンは
春~秋でしょう。
紅葉も美しいので、今の時期も
ギリギリ楽しめると思います。


どんな人と出会うのか、
それも一つの楽しみである
天狗の湯きむら苑さんです。

みなかみ町の景色。後光がさしているような空です

 

【三斗小屋温泉煙草屋旅館】 眺望の野天風呂は格別! 登山素人が準備を入念に行ってきました

栃木県の那須連山にある三斗小屋温泉には
山小屋の煙草屋さんと旅館の大黒屋さんの
2件の温泉付き宿があります。

今回、混浴野天風呂がある煙草屋さんに
2泊宿泊してきました。

那須連山のほとんどは那須町ですが、
温泉宿のあるところは、那須塩原市の飛び地で
住所は、那須塩原市でした。

三斗小屋温泉 煙草屋旅館 となりに大黒屋さんがあります

当初、煙草屋旅館さんに5月に行こうかと
計画していましたが、登山未経験者のため、
行楽シーズンの7月に行きました。

5月はまだ雪が降ったり強風が吹き抜けることが
あるようなので、無理せず夏休みシーズンが
オススメだと思います。


また、夏休み中でも平日であれば、
比較的ゆったり宿泊できるようです。


今回、2泊しましたが、
1泊目は私たちのみの宿泊。
2泊目は、テント泊が2組で、
宿は2日間とも私たちだけでしたが、
土日は、結構混むようです。

那須岳大自然も楽しめます


 【基本情報】

三斗小屋温泉 煙草屋旅館
〒325-0111 栃木県那須塩原市板室910
(衛星電話)090-8589-2048


予約は電話です。
宿には通信環境がないため、インターネットは使えません。
また、支払いは現金のみ。

ちなみに電気もありません。
自家発電時のみ、スマホを充電できる
コンセントが使えます。
21時が消灯です。

三斗小屋温泉煙草屋旅館 自家発電中はスマホ充電できます。


スタッフの方は、平日には一人のみ。
一日目は男性でしたが、
2日目には女性スタッフが玉ねぎを
担いできて、交代していました。


私たちは、体つきから登山に慣れている
ように思われましたが、
全くの初心者で驚かれました。
二泊してくれてありがたいと言ってくれました。


【場所&アクセス】
東北新幹線那須塩原駅西口からバスで約75分
終点那須ロープウェイに着きます。

那須ロープウエイに乗って茶臼岳経由が
人気かもしれませんが、
登山初心者なので、最短ルートで行きました。

峠の茶屋から峰の茶屋に行く最短ルート
片道約4.3km(約2時間の歩き)です。


当日の朝、東京は大雨で荒れた天気。
那須塩原駅は晴れてましたが、
ロープウェイ麓駅は雨。

那須ロープウェイ麓駅


ここで登山ビギナーの私たちは、行けるものかと
念の為、煙草屋さんに電話をすると
そちらは晴れているようで、問題ないとのこと。
行くことを決意し、
ここでトイレに行ってから、出発しました。

(峠の茶屋の駐車場にも公衆トイレがあります)


ロープウェイ麓駅からまず峠の茶屋に歩きます。
麓駅でレインコートを着て雨対策しましたが、
峠の茶屋までの20分でほぼ雨は止みました。

峠の茶屋の先に登山口があります

那須連山登山歩道案内図


山の天気は変わりやすいので
レインコートを着たまま
峰の茶屋を目指しましたが、
登りなので、暑い暑い。
途中で脱ぐことにしました。

ここでレインコートを脱いだことは正解で、
体力を消耗するので、
面倒でも安全に快適に歩くための努力は
惜しまないことが良さそうです。


峠の茶屋から峰の茶屋までは、
整備されていて歩きやすいコースです。


ビギナーの私たちには、峰の茶屋が
遠くに見えきた時には、喜びというより、
あんなところまで歩くのかと絶望を感じました。

峠茶屋から峰の茶屋の道のり途中、峰の茶屋が遠くに見えます


途中、小学生の団体とすれ違い、
「茶臼岳を登ってきました」と、
子供も登れるんだと希望を抱きました。

峰の茶屋までは、この植物が沢山でした。
ウラジロダテというそうです。

那須岳高山植物 ウラジロダテ

峰の茶屋は強風ポイントで注意が必要な時もあるようです



さて、次に峰の茶屋から次の避難小屋を目指します。

三斗小屋温泉への道のり 峰の茶屋から次に避難小屋を目指します。

三斗小屋温泉への道のり 避難小屋は閉まってました


ここの間にある数メートルの
「ガレ場」が恐ろしいこと!

幅は、足1本分しかなくて、
山の斜面の石ころ道が滑ります。

落ちたらどうなるか頭をよぎりますが、
今ここに集中して、無事に通過。

三斗小屋温泉への道のり 峰の茶屋から避難小屋の途中のガレ場が一番の難所


この後の道のりも、こんなところが
あったらどうしようかと思いましたが、
それからは、整備されたルートなので、
ご安心ください。


ですが、人は全くいなくなったので、
道の心配ではなく、次は熊の心配で、
熊鈴を鳴らしまくって歩きました。


途中また雨が少し振ってきましたが、
森の木々が守ってくれて、雨が道まで
落ちてきません。

森の生命を育む力に感動しながら進みます。

三斗小屋温泉への道のり 避難小屋から三斗小屋温泉は危険個所はありません


水飲み場の延命水を過ぎて少し行った
沼原分岐からは、比較的歩きやすく
突然、煙草屋旅館が目の前に現れますよ。

那須岳ハイキングトレッキングコースの水飲み場 延命水


帰りは、あのガレ場が恐怖だ~!と
思ってましたが、整備が入って歩きやすく
なっていると聞いて、少し安心しました。

ガレ場も難なく、スムーズな帰路でしたが、
途中、「ウォ~ウォ~」と
恐ろしい叫び声が聞こえてきて、
日本サルが私たちを威嚇していたようです。


熊鈴を鳴らしまくり、存在をアピールしましたが
それでよかったのかは不明です。

煙草屋旅館までの行き方は
いくつかあるようですが、
公共交通機関を使う登山素人は、今回
私たちが使ったコースが一番近くて安全かもしれません。



【宿&お部屋】
さて、お宿は、本館、離れとテント場があります。

山の天気は変わりやすく、雨具などを
干すところが玄関脇や、廊下にも備えられています。

三斗小屋温泉煙草屋旅館 玄関

三斗小屋温泉煙草屋旅館 談話室

三斗小屋温泉煙草屋旅館 玄関にはグッズなども売られています


大小21の個室があるようで、
新型コロナ前は、相部屋もあったようですが、
今は、グループごとでしか部屋割りしないそうです。

三斗小屋温泉煙草屋旅館 お部屋は襖で仕切られています

三斗小屋温泉煙草屋旅館 今回宿泊は私たちだけでした

三斗小屋温泉煙草屋旅館 廊下には干すスペースがあります


シーツは、荷物が重くなるので、最初から
持つことをやめて200円で借りました。


初日疲れ切っていて、
消灯の21時前にはもう眠ってました。

何もないけど、それでいいお部屋です。
ゴミは持ち帰りなので、
ゴミ袋を作っておくことをオススメします。


トイレは男女別。
トイレは小さくても清潔です。
洗面台は、一日中灯りがつくようでした。

三斗小屋温泉煙草屋旅館 トイレ

三斗小屋温泉煙草屋旅館 洗面台


ちょっと余談です。
ここはシャンプー類はNGなのですが、
トイレや洗面に置いてある掃除用具は、
こんなの使っていいのというものばかり。

自宅で化学系洗剤など使わない私には、
置いてあるものからの臭いにクラクラです。

自然なものを使っているとよいなと思いました。


【お食事】
食事は、本館1階の大広間でいただきます。

三斗小屋温泉煙草屋旅館 食事スペースの大広間


夕食 17:15頃、 朝食 6:30頃で、
準備ができると太鼓で知らせてくれる
システムです。

三斗小屋温泉煙草屋旅館 食事の準備ができると太鼓で知らせてくれます


登山した後の夕食は、

温泉に入った後のちょうどよい時間です。
疲れているので、量もちょうどよい感じ。


オーナーの意向で、
なるべく地場のものを使って
作ってくれています。

一日目は、ハンバーグも出ましたが、
そのお肉も栃木産とのことでした。

三斗小屋温泉煙草屋旅館 一日目の食事はハンバーグとサバの味噌煮


2日目の牛肉も栃木牛。
食材を運ぶだけでも大変です。
感謝で戴きました!

三斗小屋温泉煙草屋旅館 二日目の夕食は栃木牛

 

三斗小屋温泉煙草屋旅館 一日目朝食は温泉卵も

三斗小屋温泉煙草屋旅館 二日目朝食

【温泉について】
・混浴野天風呂1ヶ、共同浴場(混浴内湯)1ヶ、女性専用風呂(内湯)1ヶ
・泉質: 単純温泉
・温度:34~54度

野天風呂女性専用時間:13:00~14:00、15:30~16:30、18:00~19:00
共同浴場利用可能時間:14:30~15:30
女性専用風呂の男性専用時間:13:00~14:00

シャンプー、石鹸の使用は不可

全部源泉が違うそうです。
毎日清掃があるので、温泉に入れる時間が決まってます。
野天風呂利用可能時間:13:00~(翌)6:30
共同浴場利用可能時間:13:00~20:30
・女性専用風呂:13:00~20:30、(翌)5:00~6:30


昔は、こちらへ湯治に来ているお客様もいたようです。
湯治の方ももちろん、歩いて来るしか手段がありません。


そして、その湯治の方は、
共同浴場にだけ入っていたとのこと。

確かに共同風呂が一番効能が高そうです。
入った瞬間から気持ちよいお湯です。

木の湯舟は、船大工さんが作ってくれたそうです。

三斗小屋温泉煙草屋旅館 女性専用風呂は他2つよりも熱め


ここの温泉の特徴は、
兎に角、汗が出まくることです!
発汗がすごい!!!
体感の湯温は、39℃~40℃でした。

そして、ちょっと私には熱めなので、
長く入っていることができません。
どこも入っていられて30分が限界です。

三斗小屋温泉煙草屋旅館 野天風呂はサンダルに履き替えていきます

野天風呂は、ちょっと登ったところにあります



夕方から嵐のような雷雨になったりしましたが
早朝は比較的天気が安定していて、
眺望が素晴らしい野天風呂は圧巻です!

三斗小屋温泉煙草屋旅館 野天風呂からの眺望は最高です!


この野天風呂の狭い方が熱めです。


この眺望の露天風呂が私のずっと入って
みたかった温泉です!
こんなところが他にありましたら、
是非教えてください。

野天風呂の更衣室です


【こぼれ話】

登る前に、素人なので、ストックが必要か?
ヘルメットのような電気は必要か?など
心配になり、登山専門店で聞いてみると、
最低限必要なものは「雨具」で、
暗くなって歩くなら電気は必須だけど
今回は必要ないだろうとのこと。

昔の人はストック持ってなかったから、
ストックはあると楽なようですが、
必須ではないようです。


【必須アイテムはこれ】
・熊鈴
・雨具
バックパック用雨具
・トレッキングシューズ
・地図

 

地図は、那須塩原駅の観光案内所で
那須登山トレッキングコースマップをもらい、
そこには所要時間の記載もあって、
重宝しました。


また、標高が高いところでは
おならが溜まりやすいようですね。

私は、1日目ご飯を食べ過ぎて
2日目の日中、お腹が張って苦しくて
あまり食べないようにしました。


時期と準備をきちんとして
眺望温泉をお楽しみください!
また行きたいかといったら、、
登山者ではないので、
今回で充分堪能したから
新しいところを巡ろうかと思います(苦笑)

 

峠の茶屋の先の登山口にいる狛犬さん

【駒の湯山荘 ランプの宿】ぬる湯天国!泡アワのお湯と同化し自然に戻る&食事にも舌鼓

毎分2,000Lの湧出量を誇る新潟県魚沼市にある
駒の湯山荘に宿泊してきました。

駒の湯山荘ランプの宿 大自然の中にあります


越後駒ヶ岳の麓に位置し、
山荘という名前がついてますが、
登山客向けではありません。

現在、日帰りは営業は行っておらず、
温泉を楽しむ方々が集まってきています。

新潟県魚沼氏にある駒の湯山荘本館

ここは、常連の方が多い宿です。
携帯の電波は届かず、
テレビもありません。
宿の番号は携帯電話番号ですが、
衛星電話となります。

日々電磁波や様々な情報に晒されている
私たちは、自分が思っている以上に
身体はストレスを感じています。

数日間、自然の中にいることで
余計なことを考えたりせず、
唯唯お湯と自然を楽しむことって、
これこそ本当の贅沢かもと思います。



 【基本情報】
駒の湯山荘(湯之谷温泉郷
〒946-0088 新潟県魚沼市 大湯温泉719−1
090-2560-0305(衛星電話)

通称「ランプの宿」です。
今は自家発電で電気がありますが、
アルコールランプは健在で、
夕食の時間に各部屋ランプが灯されます。

駒の湯山荘ランプの宿 奥がアルコールランプ


扱い方は夕食時にご主人から説明ありますが、
くれぐれも床に置かないようにご注意を。

こんなランプも風情があっていいなと
電気が使えなくなる時にも活躍しそうで
欲しくなってしまいます。

駒の湯山荘ランプの宿 夕食中アルコールランプが灯されます


ここの宿主は、こだわりやチャレンジ精神もあって
とてもよい人だなぁと、少し話をした印象です。

聞いたことに対して、
それ以上の答えが返ってきますし、
色々と試行錯誤をしていて、
いつも少しでもよいものを提供しようと
思っている姿勢を感じました。

以前、真珠を養殖していたけど、
ひとつ残して死んでしまったと、
取れた真珠を一泊1個宿泊者へ
プレゼントしています。

駒の湯山荘 真珠プレゼントがあります、残り少しです

今は養殖はやっていないけど、
霞ヶ浦で自分が作った品種が
育っていると教えてくれました。


住所に大湯温泉とありますが、
大湯温泉の源泉とは全く違い、
ただの住所表記だけだとのことでした。


スマホの電波は繋がりませんが、
宿の廊下には、漫画類がたくさん置いてあります。
スマホでなくて漫画に没頭しないよう
ご注意を(笑)

駒の湯山荘 廊下にびっしり漫画などおいてあります


【場所&アクセス】
新潟県魚沼市越後駒ヶ岳の麓にあります。
ほとんどの方は車で行くと思いますが、
送迎も行ってくれています。

上越線小出駅から栃尾又温泉行きに乗り、
「大湯温泉」バス停で下車。

上越線小出駅から栃尾又温泉行きバスに乗車

大湯温泉バス停で下車 ここから送迎があります

そこからご主人が送迎してくれます。
送迎車で約10分。乗ってすぐに、ここから
電波が入りませんと教えてくれました。


尚、小出駅前には、蕎麦屋と酒屋がありました。
帰りに酒屋で「八海山」の小瓶を
お土産に購入。50円おまけしてくれました。
皆さん、大らかでほっこりします。



【宿&お部屋】
玄関入って正面に受付です。
奥様と思われる方が、
宿と温泉の説明をしてくれます。

駒の湯山荘 玄関入ってすぐに受付があります


ぬる湯なので、熱めのお湯の作り方を
説明してくれましたが、実際にやってみないと
なかなかイメージが難しいと思いましたが、
簡単なので、ご安心ください。


本館と新館があり、
どちらも古さは同じぐらいとのこと。
本館の方が若干お安い価格設定です。
トイレと洗面が近いかどうかの
違いぐらいだと思います。

駒の湯山荘本館 女子トイレ

トイレは、男女別です。
女性トイレには、洋式と和式があります。
現在、本館はあまり使っていないとのことでしたが、
私の宿泊は、少し安めの本館の2階。


部屋には、お茶セットと浴衣、タオル
歯磨きセット、扇風機が用意されています。
ポットとタオル、浴衣は毎日変えてくれます。

お布団には着物の布が掛かっていて、
センスの良さを感じます。

駒の湯山荘 本館2階のお部屋

7月は、朝晩が涼しく、窓を開けて寝て
ちょうどよかったです。



【お食事】
食事は、本館1階の食堂でいただきます。
センスのよい簾で仕切られていて
ランプと簾で、それだけで特別な雰囲気です。
天井もなんかオシャレ。

駒の湯山荘ランプの宿 食堂


お料理にもこだわりを感じます。
ずっと買い続けていた魚沼米農家の方が
怪我をしてしまい、
お米作りを辞めてしまうので
今年が食べ納めだとのこと。
今、他の農家さんを探しているそうです。


食前酒は、20年もののお酒だったり、
初日には、岩魚の馴れ寿司が出てきました。
これももうどこも作らなくなっているけど、
自分たちで人の記憶を頼りに
作ってみたとのこと。


一日目の夕食は、本当に美味しくて
明日の朝食も、すごく楽しみになりました。
豪華でないかもしれなけれど、
きちんと選ばれて作られていることが
よく伝わってきます。

駒の湯山荘ランプの宿 夕食(一日目)

駒の湯山荘ランプの宿 一日目夕食は岩魚の炭火焼も


写真にはありませんが、野菜3種の天ぷらも
出てきました。どれも美味!
中央のお肉は、なんと鹿肉。私はお初です。
岩魚も炭火焼きです。
一番美味しいと思ったのは、なんとお漬物。
心が洗われるようでした。

2日目は、ヤマメの天ぷらに鶏肉の生ハム。
そして、お味噌汁には鯨肉が入っていました!
この日も野菜天ぷら3種出てきました。

駒の湯山荘ランプの宿 夕食(二日目)


朝食の納豆は、賞を二回取った納豆です!
小さな豆乳鍋もかわいい。

駒の湯山荘ランプの宿 朝食(一日目)絶品納豆


2日目の朝は、黒い納豆!
赤い漆の器は、新潟の工芸品だそうで、
料理も華やかになりますね。

駒の湯山荘ランプの宿 朝食(二日目)


朝は、玄関横の囲炉裏スペースで
コーヒー無料サービスがあります。

駒の湯山荘ランプの宿 朝はコーヒーサービスです


今回2泊したので、
一泊はお昼を持っていきましたが、
お蕎麦やうどんであれば、
用意してくれるとのことです。

また、ご主人のおじさんがやっている
食事処にもお昼送迎してくれるとのこと。
じねんといっていたので、多分ここでしょう。
田舎食堂 いろり じねん | つみ草・山菜・地野菜料理の 小さな田舎食堂です。


おじさんは、お客様を驚かすことだけを
考えているとのこと(笑)
そして、ご主人はおじさんと仲は良くないので、
僕は車で待っていますとのことでした(苦笑)



【温泉について】
・混浴露天風呂2ヶ、混浴内湯1ヶ、貸切風呂(屋根はあるけど露天)2ヶ、女性用内湯1ヶ、女性用半露天1ヶ
・泉質:アルカリ性単純温泉
・温度:32.9℃
女性専用時間なし、湯あみ着可(貸出無料)


ここのお湯の特徴は主に3点
1.ぬる湯!
2.大量の湧水量!
3.炭酸のような泡


ぬるいです!
32.9℃って温水プールのようなぬるさ。
でも、浴槽の脇には、加熱浴槽があり
ぬる湯とあつ湯の交互浴をして
ずっと入っていられます。

駒の湯山荘ランプの宿混浴内湯 小さい浴槽は加熱浴槽

駒の湯山荘ランプの宿 女性専用内湯


私のオススメは、何といっても
佐梨川沿いにある露天風呂です。

駒の湯山荘ランプの宿 混浴露天風呂(渓谷沿い)

駒の湯山荘ランプの宿 渓谷沿い混浴露天風呂への階段

ここは4人入ったら
窮屈に感じる程の大きさですが、
炭酸のように弾ける泡が素晴らしいです!

体には、すぐに泡が付きます。
それを取っても、またすぐ泡が付いて
何とも心地よいのです。

貸切風呂が人気があるようですが、
私はやはり空が見える露天が好き。
開放感が違います。
そして、泡アワが最高です!

駒の湯山荘ランプの宿 渓谷沿いの混浴露天風呂


そして、貸切風呂は、2段に分かれていて、
上段は、コテージのよう。
テーブルあって、ここでお昼を食べました。

駒の湯山荘ランプの宿 貸切風呂(上段)

駒の湯山荘ランプの宿 貸切風呂(上段)コテージのよう

駒の湯山荘ランプの宿 貸切風呂(上段)


下段は、外が見えるところに温泉があって
屋根はあるけど露天のような気分を味わえそうです。

駒の湯山荘ランプの宿 貸切風呂(下段)


渓谷沿いの露天は、階段を降りていくので、
ちょっとご高齢の方は、
貸切風呂や内湯を楽しまれている印象です。


また、玄関を出て離れのようなところにも
吹きあがる混浴露天があります。

駒の湯山荘ランプの宿 混浴露天風呂(離れ)

駒の湯山荘ランプの宿 混浴露天風呂(離れ)すごい湧水量!

駒の湯山荘ランプの宿 混浴露天風呂(離れ)ドバドバ噴出してます


女性更衣室からは、女性専用の湯舟もあります。

駒の湯山荘ランプの宿 女性専用風呂

この吹きあがる温泉も楽しいのですが、
やっぱり炭酸泡の渓谷沿い露天が最高で、
何度も渓谷沿い露天に足を運びました。

小屋のような更衣室がありますが、
皆さん、外で着替えて、かごも外に置いてます。
他の混浴には、女性専用更衣室がありますが、
渓谷沿いだけありません。

駒の湯山荘ランプの宿 渓谷沿い露天風呂更衣室


2022年7月現在、宿泊は8組までなので
皆さん入る温泉がばらけて
どこもほぼ貸切湯のようでしたが、
貸切か渓谷沿い露天が人気でした。

女性専用時間はありませんが、
赤い湯あみ着の無料貸し出しがあります。

こんなところで湯あみ着なんて
もったいなくて、ほとんど誰にも会わないし
裸族で温泉を堪能しました。


体の悪い人は、ここの効能はすごいと!
難病で辛かった体が楽になったと
帰っていかれる方がいました。


また、温泉が化粧水になるそうで、
確かに肌もツルツルになりました。

温泉で顔を洗い、髪の毛も洗いましたよ。
余すことなく堪能すべしです!

駒の湯山荘ランプの宿 源泉そのまま化粧水


お湯は本当にぬるいのですが、
ぬる湯ファンも結構いますね。
特に夏は、涼しくて最高です!



日中は、お風呂で涼み
夜は部屋で涼めます。


8月はアブが多いようで、
アブ対策グッズの帽子が置かれていました。


年々雪が深くなるようで
今年の営業は6月2日からでした。
ぬる湯が初めての方は、
これが温泉!?と思うかもしれないほど
33℃はぬるいです。

体が冷たくなる前に加熱湯に入って温まる。
大体10分毎にぬる湯とあつ湯の交互浴を
するのもオススメのようです。



建物も古いですが、
センスがよいので、古さというより
逆に新しさを感じます。

駒の湯山荘ランプの宿 玄関横の談話コーナー

新しくてモダンでも居心地が悪いもの。
色々な匙加減が絶妙で、
食事も本当に美味しくて、
宿泊者第一で運営されている秘湯の
駒の湯山荘は、今年クローズ前に
もう一度訪れることにしました。

今度はどんな食事が出てくるのか楽しみです♪
また、今回はあいにく曇りで
夜に星が見えなかったので、
次回は満点の星空が見えるといいな~

佐梨川

【夏油温泉 元湯夏油】やみつきになる爽快感、激熱大湯のトリコになりました

秘湯であり、秘湯ファン憧れの温泉でもある
夏油温泉 元湯夏油。
知名度もあり、人は全国から訪れます。

夏油温泉 元湯夏油 左側が本館、右側に駒形館

そこの温泉で出会う人々は、
秘湯を巡っているような強者にも
何人も会いましたし、日ごろの疲れを癒しに
年に1回、元湯夏油を訪れる人も。

日本全国津々浦々、温泉がある中で
リピートするところは限られてしまいます。
それでも、リピートしたくなるのが
夏油温泉「元湯夏油」の魅力のよう。
その魅力を紐解いて伝えたいと思います。


 【基本情報】
夏油温泉 元湯夏油
岩手県北上市和賀町岩崎新田1−22
TEL: 090-5834-5151

幅広い年代のファンがいると感じました。

日帰りも営業しています。
日帰りは比較的近場の人が来ているのでしょう。
山の登りやハイキングをしてきた方、
子供連れの家族、お爺ちゃんお婆ちゃんと
来ている夫婦、お風呂が憩いの場に
なっている感じがします。


営業は、年の半分。
5月中旬~11月上旬まで。
冬は大雪でクローズします。
ここ2年、雪が増えているそうです。


建物は、旅館部と湯治部があります。
湯治部も結構賑わっており、
1泊2,500円で宿泊可能です。
湯治部の建物は、とても古いのですが、
住めば都で居心地よいようです。
時間に縛られず、気ままに
ゆっくり楽しみたい人も泊まってます。

夏油温泉元湯夏油 湯治部などたくさん建物があります


夏、どこの温泉もそうでしょうが、
アブが出て落ち着きません。
なので、6月上旬は寒すぎず、梅雨でもなく
訪問に最適な期間かもしれません。

紅葉も素晴らしいようで、一番混むようです。
今度は紅葉シーズンも来てみたいと思います。


【場所&アクセス】
岩手県東北新幹線北上駅東口から送迎があります。
秘湯ですが、新幹線を降りたら送迎があるので、
アクセスは簡単です。

北上駅近辺には、ほどんど食事処がありません。
東口にはお店がなく、
西口に岩手県北上観光物産館があります。
時間があれば、そちらに立ち寄って
南部鉄器などのお土産を物色するのも良し。

 

夏油温泉元湯夏油の送迎車 北上駅東口で待っててくれます


送迎車で約45分。途中から山に入っていき、
くねくねとした細い道を進みます。
途中ダムの水に映る山の景色も楽しませてくれます。

今回の送迎車利用者は、15人ぐらい!
さすが夏油温泉です!

乗り込む時に、宿泊カードが配られて、
バスの中で記入しましたが、
書いていない人もいて、きっと常連の方々でしょう。



【宿&お部屋】
玄関入って右に受付。
正面にお土産物販コーナーがあります。
そこで、宿と温泉の説明をしてくれます。

夏油温泉元湯夏油 受付


大きな宿泊施設なので、プリントが配られます。
その後、部屋に案内してくれます。
それぞれの館に分かれていきます。

夏油温泉元湯夏油 受付&売店


私の宿泊は、本館の2階でした。
古いですが、壁も畳もキレイで充分です。

夏油温泉元湯夏油 本館2階のお部屋に一人宿泊しました

お布団は薄いですが、特に問題ありません。
6月の宿泊では寒くありませんでした。

元湯夏油 ポットと浴衣とバスタイルは毎日交換してくれます


お茶セットも金庫もあります。
バスタオルと浴衣、ポットは毎日変えてくれます。

ただ、お部屋の鍵が掛かりずらいので、
温泉から戻ったら空いていたことがあり、
鍵をかけた後に、確かめた方がよいかもです。

冷蔵庫も廊下にあります。

夏油温泉元湯夏油 トイレはウォシュレットです

夏油温泉元湯夏油 洗面所にはコップと紙タイルが置いてありました

トイレ、洗面台も古いですが、ウォッシュレットです。
洗面には紙タイルと紙コップもあります。



【お食事】
食事は、本館1階の宴会場でいただきます。
人数が多いときは、隣の駒形館も使っているようです。

夏油温泉元湯夏油 食事処大広間


今回、私は湯治プランでの宿泊です。
夕食は、刺身も美味しいし、
湯治食としても内容も大満足でした!

夏油温泉元湯夏油 夕食(湯治プラン)

夏油温泉元湯夏油 夕食(湯治プラン)

夏油温泉元湯夏油 夕食(湯治プラン)

夏油温泉元湯夏油 夕食(湯治プラン)

夏油温泉元湯夏油 夕食(湯治プラン)


レストランのような豪華さや量は
必要ありません。

朝食は、毎日納豆が出るだけで満足します。
内容は毎日変わりませんが、続けて食べても
飽きないような内容です。

夏油温泉元湯夏油 朝食

夏油温泉元湯夏油 朝食

夏油温泉元湯夏油 朝食


旅館部の方は、食事後に売店
コーヒーをいただくことができます。

夏油温泉元湯夏油 朝は売店でコーヒーサービスがあります


こちらは、お昼も食事を提供してくれます。
食券を買って、大広間でいただきます。
日帰りの人も温泉&食事が定番なんだろうと思いました。

夏油温泉元湯夏油 お昼ニュー



【温泉について】
混浴露天風呂4(大湯、疝気の湯、真の湯、目の湯)
女性専用1(滝の湯)
男女別内湯2(白猿の湯、小天狗の湯)

※湯温は、温泉により違います。
激熱:大湯、滝の湯
適温:真の湯、目の湯、内湯
ぬる湯:疝気の湯、目の湯

女性専用時間:17:00~18:00(大湯、疝気の湯)16:00~17:00(真の湯、目の湯)

露天は、日の出から20:30or21:30まで。
それから毎日清掃が入ります。
どの温泉も毎日清掃があり、
毎日フレッシュな温泉に入れます。


元湯夏油温泉は、温泉が沢山あります!
混浴露天風呂は、
どれも本当に川べりにあるので、
夏場は、川に入っている人もいるようです。

夏油温泉元湯夏油 露天は川べりにあります


この時期の夏油川は、雪解け水で
水かさがあり、透明でキレイです。
自然の恵みを存分に感じられますね。

油川の雪解け水は透明で綺麗です


ここの名物は、なんといっても大湯!
激熱で、ぬる湯でゆっくり温泉派の私は、
ここに来る前、大湯には絶対に入れないと
思い込んで来てました。

夏油温泉元湯夏油 激熱の大湯!


ですが、、温泉で一緒になった人の話を
聞くうちに、入ってみようという気になり、
トライしたところ、本当に熱い!
まず、足にかけ湯をしてかけ湯をして
かけ湯をしてかけ湯をして・・・・
熱くて入る決心がつきません。


人が入っているのを見ると、決心がついてきて
二日目にして入ってみると、
足が痛い、末端が痛い
数十秒で上がりましたが、出てみると
なんか頭も身体もすっきり!?
この感覚は癖になりそう。

サウナで整うということを聞いたことがありますが、
そんな感じなのかもしれません。
シュワッと爽快になるのです!

そして、大湯では、そんな光景が
あちこちで繰り広げられていて、
そこにコミュニケーションが生まれて
みんな何だか楽しくなる作用もあります。

夏油温泉元湯夏油 夜の大湯


こちらは、湯あみ着やタオル不可なのですが、
熱さでそんなこと考えていることさえ
忘れさせてくれて、シンプルに温泉や場を楽しみます。
大湯で来る人を見ていると女性の方が、強いですね~
さぶんと平気に入ってしまう人もいました、驚き!

男性の常連は、一年に一度大湯に入ると
風邪をひかないだとか。
大湯だけ数回浸かって、帰っていかれました。


どうやら、この爽快感は
自律神経を整えることに一役買っているそう。

それを聞いた二人組の女性客は、
それは入らないと!と言って
翌日聞いたら何度も入ったと言ってました。

確かに、前日の彼女たちと、翌日の姿は
全然違って、二人とも楽しそうになりました。


大湯の近くにある疝気の湯は、
38~39度程、ぬるくてずっと浸かっていられます。

夏油温泉元湯夏油 疝気の湯 ぬゆ湯でずっと入っていられます


ここは、どこも自噴泉のようですが、
地底からポコポコ湧き出てくるのは
疝気の湯が一番感じられ、
地のエネルギーを存分にもらえます。

大湯で興奮刺激を受けて、
疝気の湯で居眠りしたり癒される感じです。

小さい疝気の湯は、5人ぐらいが最適な環境です。


真の湯は、適温と書かれていますが、
私にとっては熱め42度ぐらいの温泉です。
半身浴でダラダラ汗が流れてきます。

夏油温泉元湯夏油 真の湯 適温ですが、私には熱めで汗かけます


大湯、疝気の湯から真の湯、目の湯に行くには、
階段の昇降が二回あるので、
油川に入って行き来する強者もいます。

夏油温泉元湯夏油 真の湯と目の湯


夏は、腰にタオル一丁で川を歩く
男性客の姿が増えるかもしれません。

夏油温泉元湯夏油 大湯と疝気の湯に向かう階段も気持ちいい

夏油温泉元湯夏油 真の湯と目の湯の階段道


残念ながら、一番ぬるい目の湯は、
冬の雪で、屋根の柱が折れて、
建物が傾いてしまい、
今年は復旧の目途が立っていませんでした。

夏油温泉元湯夏油 目の湯(女の湯)2022年6月は入れませんでした


ところで、こちらは全て源泉かけ流しなので、
顔も温泉で洗ってみたところ、
肌の調子がとても良くなりました♪

内湯のシャワーは温泉ではないというので、
湯舟の温泉水で洗髪もして
余すことなく温泉を味わいました。

内湯は入浴者も少ないので、
この方法で洗髪、オススメです。

夏油温泉元湯夏油 滝の湯は女性専用で激熱と適温の2槽あります

夏油温泉元湯夏油 白猿の湯 内湯です

夏油温泉元湯夏油 小天狗の湯 内湯です


今回5泊の滞在でしたが、
ほとんどの方が連泊です。


なので、温泉で会って色々話して
仲良くなってしまうのも、その魅力のようです。

年に一度、元湯夏油で同じタイミングに
宿泊している人達もいました。
そこに愚痴などはなく、世間話や
日本各地の温泉情報など話したり、
居眠りしながら温泉入ったり、
たまに刺激を求めて、大湯に行ったり
殻を被っていたら、楽しめないかもですが、
その殻を取る助けをしてくれるような
独特な雰囲気があります。


―――

三つの山に囲まれていて
牛形山、経塚山、駒ケ岳の登山も可能です。
地元の小学生も登ると言われましたが、
山の天気は本当に変わりやすく、
また、熊や野生生物も生息しているので
それなりの装備は必要だと思います。

散歩として、砂利道の山道を歩いていたら、
車で山菜鳥採りに来ていただマダム達から真剣に
熊鈴持ってないのか?なかったらラジオは?
と聞かれて、ビビりながら音楽流して戻りました。

宿に戻り、この辺りの熊は、
人間見たら逃げるから~と言われましたが、
熊に遭遇しなくて、本当によかった!
雨の降り方も半端ないので、
そちらもご注意を!

温泉がある川辺まで階段がありますが、
自然の緑道を散歩しているようで
気持ちいいですよ。

温泉までの道のりも楽しいです


東北の方は、
とても紳士的な方が多いという印象です。


都会から日帰り圏内の関東の温泉は、
「ワニ」と呼ばれる人種の出没が多いですが、
日本人らしい気性が息づいていると思いました。

女性の私が行くと、他の温泉に行ってしまう人、
なるべく見ないように見せないようにしている人、
また、そんなことは微塵も感じさせず
ただ自然でいる人も多くいて、
自然に戻る場所でもあるから、
心地よいのかなとも感じました。

【鹿教湯温泉河鹿荘】楽しんだもの勝ち♪お得な宿泊費の自炊棟では旅行気分の湯治ができます

国民保養温泉地(環境庁指定)のひとつであり、
江戸時代から湯治場として栄えてきた「鹿教湯温泉」の
河鹿荘の自炊棟に泊まってきました。

鹿教湯温泉河鹿荘 混浴露天風呂


 【基本情報】
鹿教湯温泉 河鹿荘
〒386-0323 長野県上田市鹿教湯温泉
TEL:0268-44-2036

鹿教湯温泉河鹿荘 本館は大きい建物です


河鹿荘には、湯治棟があり、お得に宿泊して
ゆっくりお風呂を楽しむことができます。

昔からの湯治場である混浴温泉は、
どんどん数が減っており、ぽつんと一軒家的な
ところが多いのですが、鹿教湯温泉には、
コンビニ、飲食店、お土産屋や病院もあり
観光地ではないのですが、
昼食や夕食を食べに行くことができるので、
ちょっとした旅行気分を味わうことができます。

もちろん湯治棟には、自炊設備があるので、
自分で料理したり、買ってきたものを
温めて食べることも可能です。

 


【場所&アクセス】
長野県の上田駅松本駅の中間地点にあり
そのどちらかからもアクセス可能です。

いつも新幹線の上田駅からバスで行っています。
上田駅からバスで一時間以上かかりますが、
なんと500円で乗車可能です。
松本駅からはバスで50分です。
運賃は、上田からがお得です。

長野の美しい山並みを眺めながら、
鹿教湯橋バス停で降りると、
目の前に河鹿荘はあります。


長野県なので、さすがに冬は寒いのですが、
雪があまり降りません。
なので冬にも行きやすい温泉です。



【宿&お部屋】
大きな建物には、受付、混浴露天、混浴内湯、
また、食事付きの宿泊者が泊まります。

自炊棟は、道を隔てたところにある
ロッジ風の建物です。
建物の行き来は、サンダルが沢山
置いてあるので、便利です。

本館は大きな建物ですが、
ご夫婦でやっているので、
受け入れられる人数は限られてくるようです。
なので、使っていないお部屋も多いと思います。


鹿教湯温泉には、飲食店も数店あるので、
今回は自炊棟に宿泊してみることにしました。
自炊棟の宿泊費は、
一名一室で5,000円~6,000円♪

鹿教湯温泉河鹿荘 自炊棟はロッジ風 二階に客室があります


自炊棟には、貸切風呂が2つあります。
建物は、もっと古いものを想像していましたが、
ロッジ風で安心しました。

トイレと洗面台は、男女別に分かれています。

鹿教湯温泉河鹿荘 自炊棟女子トイレ&洗面台


炊事場には、調理器具(包丁、鍋など)、ガスレンジ、冷蔵庫、
電子レンジ、電気釜、湯沸し機、電気ポットなど
必要なものが揃っています。

鹿教湯温泉河鹿荘 自炊棟炊事場 必要なものは揃ってます


水道水を飲んで問題ありませんが、
源泉なので、温泉水を使うことを勧めてくれました。


お部屋の壁にはシミがあるので、ちょっと湿っぽさを
感じますが、テレビ、エアコン、Wi-Fi完備、
畳みもキレイで、八畳一間快適です。

鹿教湯温泉河鹿荘 自炊棟客室


壁は薄いので、周りに配慮は必要です。

お布団は、シーツが用意されていて自分で敷きます。

部屋には、お茶セットやバスタイル、浴衣の
用意はないので、自分で準備してください。

朝、朝陽が差し込んできます。
5時半だというのに、とても力強いです。
写真では伝わりませんが、感動のひと時でした。

鹿教湯温泉河鹿荘 自炊棟からの力強い朝日


今回、ティッシュをもっと持ってくれば
安心だったなと思ったことと、あと
ティーパックのお茶もあればより
快適だったと思いました。

ちなみに、最近、湯治のお供として
オートミール推しです。
洋風でなく、和風で。納豆やお茶漬けとして
味噌汁ご飯のようにしてもよいかもです♪



【お食事】
自炊棟に宿泊のため、
鹿教湯温泉にある蕎麦屋の辰巳屋さんに
食べに行きました。

季節限定の緑大根のお蕎麦や、くるみ蕎麦など
美味しくいただきました。お蕎麦は二八です。

鹿教湯温泉 辰巳屋 甘さの中に辛みがある緑大根蕎麦

鹿教湯温泉 辰巳屋 くるみ蕎麦 二八蕎麦です


営業時間は日々違うようで、昼だけ営業だったり
夜6:30閉店だったり、お店に直接確認されることを
オススメします。


また、手打ちうどんの八光さんでは、
なべ焼きうどんをいただきました。
不思議にエビチリが入ってます(笑)

鹿教湯温泉 手打ちうどん八光の鍋焼きうどん


店主は、毎日朝4時に、うどんを打っているとのこと。
なべ焼きうどんは、驚きの850円でした!



【温泉について】
温泉:混浴露天、混浴内湯(混浴展望風呂)、女性内湯、貸切風呂2ヶ(自炊棟)
女性専用時間:19時~21時
泉質:単純泉(弱アルカリ性低張性高温泉)
泉温:47.9℃
効能:高血圧、神経痛、脳溢血、リウマチ、中風、外傷性傷害、脳卒中後遺症のリハビリ、動脈硬化ほか、飲泉による便秘・整腸作用


温泉は源泉100%かけ流し、加熱・加水なしです。

気持ちいいのは、やはり混浴露天風呂です。
温泉の底がブルーになっていたところがあって
写真の通り、ちょっと南国のようにも思えます。
外なので、外気によってお湯の温度が変わります。

鹿教湯温泉河鹿荘 混浴露天風呂 南国のような雰囲気も


夜より早朝がお湯の温度が下がっています。
露天風呂の奥の方は、浅くなっていて
源泉から離れているので、ぬるめです。
体感温度としては、奥が37~39 ℃ 。

手前は、39~41 ℃ ぐらいです。
奥は、岩が目隠しとなってくれるので、
私が行った時に、奥にいた男性が
岩が目隠しになるので、奥がいいですよね?と
場所を譲ってくれました。


混浴内湯は、レトロな雰囲気。
この手前の源泉が、整腸作用が一番高いと
温泉で一緒になった人が教えてくれました。

内湯なので、あまり温泉温度の変化はありません。
手前の浴槽が42 ℃ ぐらいで
40~41 ℃ と入りやすい湯温です。

鹿教湯温泉河鹿荘 混浴展望風呂(混浴内湯)


平日は、日帰り入浴をやっています。
まず、客室利用の日帰り入浴は、
10時30~18時まで。カップルに人気のようです。

そして日帰り入浴は、
9時~16時まで3時間以内。

長野は温泉がいたるところにあるので、
友達と温泉に行くことも普通の文化のようですね。


河鹿荘には、”ワニ”と呼ばれる人も生息してます(笑)
今回も何人かいましたが、
見たいワニと見せたいワニがいる感じです。

ここは、湯あみ着も可能なのですが、
ワニがいる時もあるので、混浴初心者には
ちょっと不安に思うかもしれません。

ですが、見たいワニがいても、
気にすることはありません。
見せたいワニは、ひたすら無視するのみ。


尚、脱衣所は、混浴は男女一緒です。
男女とも、露天からバスタオルを巻いて
混浴内湯の脱衣所に移動している人が多い印象です。

鹿教湯温泉河鹿荘 混浴露天風呂の脱衣所(男女一緒です)

鹿教湯温泉河鹿荘 混浴内湯の脱衣所(男女一緒です)


宿の方は、客室利用日帰りの方には、
16時以降の日帰り客が帰ってからの入浴が
ゆっくりできるとオススメしているようです。


ここは夫婦だけで切り盛りしているので、
部屋があっても宿泊者を多く泊めません。
なので、朝と夜は、露天風呂も貸切のように
本当にゆっくり入ることが可能です。

日中のワニ生息が嘘のように別世界が広がります。

露天から晴れていれば、夜は美しい星空が
日中は、周りの自然が目を楽しませてくれます。

一日の中で様々な登場人物入れ替わり
自分なりの楽しみを味わいます。

そう、他人のことを気にしていては楽しめません。
自分が楽しむことを主体とすれば、
お手頃価格でとても満足度の高い宿だと思います。

―――

鹿が教えてくれた温泉は、天然温泉100%かけ流し。
肌当たりは優しいのですが、
じんわりと体に効いてくれます。


鹿教湯温泉には、その温泉効果を利用して
運動とリラクゼーションをとりいれた
クワハウスかけゆという施設や
リハビリテーション施設もあります。

鹿教湯温泉の街並み(中心エリア)辰巳屋さんも中心地にあります


日中は、鹿教湯温泉のお散歩もオススメ。
文殊堂を通るハイキングコースは、
背の高い木々の中で、
少しひんやりした空気で気持ちいいですよ。

鹿教湯温泉 文殊堂 お散歩コースです


ちょっと小腹がすいたら、
齋藤洋菓子店でお茶するのも楽しいです。


生活圏でもあるので、家にいるような
観光地に来たような、
なんとなく心地よい温泉地だと思います。