【ラジウム温泉栃尾又温泉 自在館】魚沼の魅力が詰まったお一人様湯治が多い宿
2022年2月中旬
豪雪地帯の新潟県魚沼市にある
栃尾又温泉自在館に二泊してきました。
自在館に惹かれたのは
なんといってもラジウム温泉というところです。
温泉の紹介の前に、ちょっと長くなりますが、
宿についての紹介からスタートしたいと思います。
【基本情報】
栃尾又温泉自在館
〒946-0087 新潟県魚沼市上折立6
電話:025-795-221
所属会:日本秘湯を守る会
【場所&アクセス】
電車では、上越新幹線の浦佐駅から送迎があります。
改札を出て観光案内所「MIU」で送迎を待ちます。
途中、深雪の里という道の駅に寄って自在館に行きます。
到着したら、従業員が複数名で食堂を使って
チェックイン対応してくれました。
宿が広く温泉も数カ所あるので、説明が必要です。
説明が終わると作務衣などを借りてから
お部屋に案内してくれます。
【宿、お食事】
宿は、大正棟という時代を感じる建物もあり、
ノスタルジックな印象ですが、古めかしくありません。
囲炉裏に秘湯を守る会の提灯が似合います。
また、廊下の灯りなどもセンスの良さを感じます。
お部屋も、障子や日本的な照明にほっこり。
薄型テレビ、金庫、ヒーター、こたつ、冷蔵庫など完備です。
無料Wi-Fiもあります。
敷地が広いので、Wi-Fiは場所によって入る電波が違い、
接続したWi-Fiが入らないところでは、
他のWi-Fiがないか探してみてください。
トイレと洗面、冷蔵庫は共同の部屋もありますが、
部屋になくても廊下もヒーターが入っているので、
何の問題もありません。
お茶セットは部屋になく、ロビーに色々な種類が置いてあります。
コーヒーメーカーも2種類ありました。
ポットもあり、長湯するので、
これを部屋に持って帰ることは必須です。
また、各階にもポットやお茶のセットが置いてあるので、
不便を感じません。
自在館は、食事の質というか量を選べるプランがあります。
部屋食もあるようですが、食堂でいただきました。
今回、一汁四菜プランを選びました。
魚沼の特産品を生かしたお料理で、
お肉は使っていませんでした。
肉じゃがの角煮のような食材は、新潟特産品の車麩。
料理には、地域のものが使われていて、
また、丁寧に作られていることがわかります。
一日目のハンバーグは、お肉でなく大麦ハンバーグです。
朝食には、ラジウム納豆がでます。
醤油でなくポン酢がオススメとのこと。
大粒の大豆が美味しいです。
納豆好きの私は毎日納豆が出るだけで嬉しくなります。
【温泉について】
源泉:単純放射能泉
湧出温度:35.4℃
温泉は、大きく三種類です。
・男女別大浴場:霊泉「したの湯」「うえの湯」「おくの湯」
・貸切風呂:「たぬきの湯」「うさぎの湯」
・貸切露天風呂:「うけづの湯」
霊泉「したの湯」が一番源泉に近く、
そこではシャンプー等はできません。
大浴場は 毎日交互に男湯と女湯が入れ替わります。
一日目「したの湯」&「おくの湯」が男湯、
「うえの湯」が女湯でした。
~36度のお湯に1~2時間入る栃尾又温泉の入浴法~
女湯に入ると、おそらく常連の方ですね、
本を持って何時間も入る態勢バッチリです。
ぬる湯なので、長く入っていられますし、
自在館でも長湯をオススメしています。
ラジウム温泉と言っても、無色透明でにおいもありません。
ですが、温泉に浸かった最初は、
お湯がじんわりと身体にしみていく感じがします。
そして、ぬるくても20~30分ほどすると
汗がじわっと頭皮からふきだしてきました。
ラジウム温泉は、空気中に含まれるラドンの吸引効果も
期待できるところが、嬉しいですね♪
入浴者が目をつぶって、ほとんど動かず入っています。
お湯を身体に沁み込ませているように感じます。
じわじわと効いている感があって、
優しい肌当たりのずっと入っていられる温泉です。
そして、とっても重要な貸切湯情報です。
加温してますが、貸切湯の利用は無料です!
使い方は、玄関入ってすぐに置いてある用紙に
部屋番号を記入して予約するだけです。
時間は一回が45分間。
混み合う時間帯の予約は、一部屋1回のみのルールがあります。
人気は、やはり貸切露天の「うけづの湯」でしょう。
今回、「うさぎの湯」は若干熱めで、
「たぬきの湯」が貸切の中で一番ぬるめのお湯でした。
【まとめ】
魚沼は、日本でも豪雪地帯で有名です。
冬も営業しているので、一度雪深いときに
行ってみるのもオススメです。
雪が深々と降り、樹氷となった木々はとても幻想的ですよ。
その景色を見ているだけで、瞑想しているような
状態になるのではないかと勝手に思います。
ここは、家族連れやグループよりも、
ミドル・シニア世代のお一人様もしくは2人連れで
連泊者が多い湯治宿です。
早朝から、多くの方は温泉を楽しんでました。
一人で瞑想するように入っている方も多く、
温泉を堪能したい方だけでなく、
ちょっと日常で疲れ気味の方やリセットしたい方、
静かで自然な環境に身を置きたい方にもオススメです。
また、温泉以外にも楽しめるポイントがあります。
浦佐駅までの送迎は毎日あるので
翌日も泊まるのであれば、11:45分頃宿を出て
途中、道の駅深雪の里で下してもらい、
13:45頃新しい宿泊者を乗せて戻ってくる車で
戻ってこれるのです。
2時間程、気分転換&ランチ&買い物に行けるので、
こちらも密かな楽しみかもしれません。
お酒もたくさん売っていて、
男性でも買い物が楽しいかもしれませんね。
※道の駅のレストランは、感染症の状況で
クローズになっている可能性があります。
Based on the report by Kagayaku-Luminous